いわさき ちひろ
2009年 05月 07日
いわさき ちひろさんの絵は誰でもわりと早い時期に
出会うのではないかと思います。
教科書だったりカレンダーだったり勿論絵本でも。
私も高校生の時3冊本を買いました。
それはちひろさんの言葉や人生についての本です。
読んでみるとちひろさんはピンク色が好きだったり
帽子やワンピースや花が好きだったりして
とても可愛らしい人のように思いました。
反面独身時代から日本共産党に入るなど政治にも関心が強く
絵本の中でも平和に対する強い思いを描いています。
多くの子供の絵で愛されていますが、家の上の子がちひろさんの
描く子供によく似ています。多分自分の子をそういう風に感じる人は
たくさんいると思います。だからよけい惹きつけられるのでしょう。
私は自分の子が生まれるまでは多分小さい子供のことを
可愛いと思った事がありませんでした。
傍に来られるとちょっと困ってしまうと言うか・・・。
でもどんな子供でも幸せになって欲しいと心から思います。
いつまでも子供のままではいられないけれど
愛されて育って欲しい・・・そういう子ども時代を送って欲しい・・・。
ちひろさんの残したものは私達のそういう思いを強くしてくれます。
「子供より大切なものってあるかしら?」と言ったのは
今年生誕80周年のオードリー・ヘップバーン。
違う世界に生きた二人ですが何故か同じ魂のようなものを感じます。
二人が出会っていたらきっと無二の親友になっていたのでは
ないかと思います・・・。
by rosline
| 2009-05-07 13:47
| 日々のこと